IPLによる新しいドライアイ治療
ドライアイとは
眼を守る涙の量が不足や、涙の質のバランスが崩れることにより、様々な症状が出る状態をドライアイといいます。加齢やパソコンの使用、コンタクトレンズの装用などが原因となり、眼のかすみ、痛み、まぶしさ、異物感、目の疲れ、目ヤニなどの多彩な症状を訴えます。眼科で簡単に涙の量を測ることができます。状態により点眼薬の投薬や涙点閉鎖、涙点プラグによる治療を行います。
IPLによる新しいドライアイ治療
IPLはフォトフェイシャルに用いられる美容用治療装置ですが、近年ドライアイの原因の一つであるマイボーム腺機能不全の治療として注目されています。IPLを眼周囲に照射することでマイボーム腺からの油分の分泌を促し、ドライアイの治療に用います。ヨーロッパ、オーストラリア、韓国などではすでに認可を受けて使用されています。
方法
580nmのIPLライトをこめかみから頬部にかけて照射します。照射は5分~10分で終了します。術後に少し熱感が残ることがありますが、すぐに消失します。この治療を3~4週間間隔で3回行います。
費用
自費診療になります。
初回 | 1,000円(消費税込) |
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2回目以降 | 5,000円(消費税込) |